ごんぎつね

 
今朝、ラジオでごんぎつねの話を朗読していて。
なんか朝からテンション下がった…
 
ごんぎつねは、いろいろ考えさせられるお話ですが。
今の子供達は、報いを受けて当然だとか言う子もいるようで。(昔から居たのかな??)
 
ごんぎつねは、本でも読みましたが。
やはり、日本昔ばなしで観たものが強烈だった気がします。
やっぱし、声をあてると、感情がこもっていますからね。
 
 
っさて。
なんで、今日、ごんぎつねの話が出たかというと。
理由はふたつ。
一つは。
おじいさん?(茂平だっけ??)が、
病気のお婆さんに(あ、お母さんだったかも。)元気をつけたいと思って。
ウナギを捕まえる描写があるんですよね。
もうすぐ丑の日ですから。
 
ソレをゴンがいたずらして、逃がしてしまった。
そのせいではないけれど、結局、お婆さん?は死んでしまい。
おじいさん?は、深く悲しみ、ゴンはそこで反省して、贈り物を届けるようになるという話。
 
そうとは気がつかない爺さんに、最後、撃ち殺されるという。
なんとも、後味が悪い話。
 
罪を償ったのに、
どうして死ななければいかなかったのか??
っというのが、まぁ、一般的な考え。
 
罪を償ったっというのは、
ゴンの勝手な自己満足で。
茂平が、ソレに気がつかなかったんだから殺されて当然。
 
っと考えるのが次に多い考えでしょうか。
 
 
どちらにせよ、殺すことないよね。
 
 
さて。もうひとつ。
このお話ができたのが、比較的最近だったこと。
っと言っても80年ほど前ですが。
 
今年で作者の新美南吉、生誕100周年だそうで。
ごんぎつねを書いたのは17歳-18歳くらいの時だったんだとか。
 
結核で29歳の時亡くなっているそうです。(今年で70年)
 
そのほか、知名度の高い作品は『手袋を買いに』
 
こちらもキツネのお話。
ごんぎつねと同じ絵本で。やさしいタッチの絵が印象的でした。